光村図書の2年生の教科書の物語文では絵本から5冊の本が掲載されています。
そんな5冊を紹介します。
2年生になる前に出会っている絵本もあるかもしれないですね。
スイミー
レオ=レオニさんの作品である
このお話は知っている方も多いと思います。
6月の教材です。
他に学校図書にも2年生の教材として掲載されていたり
東京書籍では1年生の2月教材として掲載されたりもしています。
あらすじ(内容)
なかよく へいわにくらしていたスイミーときょうだいたち。
ある日とつぜん大きなまぐろにのみこまれてしまいました。
にげたのはスイミーだけ。
始めは悲しかったのですが
海を旅している間に素敵なものに出会い
元気を取り戻していきます。
そして、きょうだいたちにそっくりな魚たちを見つけます。
しかし、その魚たちは
大きな魚に食べられるからと言って
いわかげから出てこようとしません。
スイミーがとった作戦は?
スイミーについての詳しく知りたい方は、
こちらをお読みください。
スイミーの登場人物や出版社など
著者 | レオ=レオニ作 谷川俊太郎訳 |
出版社 | 好学社 |
出版年月日 | 1969年4月1日 |
ページ数 | 32ページ |
定価 | 1650円 |
対象年齢 | 3歳・4歳・5歳・6歳・7歳以上 |
登場人物 | スイミー 兄弟たち スイミーの兄弟たちとそっくりな魚たち
まぐろ |
ミリーのすてきなぼうし
7月に掲載されています。
あらすじ(内容)
女の子が学校帰りにウィンドーですてきなぼうしを見つけました。
お店に入って買おうとするのですが
お金がありません。
それで何か買いたいというミリーに
ぼうしやさんは、
大きさも、形も色も自由自在
想像しだいでどんなぼうしにもなる特別なぼうしをもってきてくれました。
ミリーのすてきなぼうしについての詳しく知りたい方は、
こちらをお読みください。
ミリーのすてきなぼうしの登場人物や出版社など
著者 | きたむらさとし |
出版社 | BL出版 |
出版年月日 | 2009年6月1日 |
ページ数 | 32ページ |
定価 | 1650円 |
対象年齢 | 5・6才くらいから |
登場人物 | ミリー ぼうしやさん おかあさん おばあさん |
おてがみ
10月の物語教材です。
光村以外にも学校図書に掲載されています。
「ふたりはともだち」の5つある短編の中の一つの作品です。
あらすじ(内容)
ある日、げんかんの前で
さみしそうな顔でがまくんがすわっています。
どうしたのかとかえるくんが声をかけると
手紙を一度ももらったことがなく
手紙をまつこのじかんが一番悲しいというのです。
かえるくんは急いで帰って手紙を書くのですが
手紙をたくしたのが、かたつむりくん。
ふたりは、なかなかやってこない手紙を
げんかんの前で幸せな気持ちでまちました。
手紙を書いてからの二人のやり取りを
本を手にしてかくにんしてみてくださいね。
おてがみについての詳しく知りたい方は、
こちらをお読みください。
おてがみの登場人物や出版社など
著者 | アーノルド・ローバルさく 三木卓やく |
出版社 | 文化出版局 |
出版年月日 | 1987年3月31日 |
ページ数 | 64ページ |
定価 | 1045円 |
対象年齢 | 5歳~(読んであげるなら5歳から、自分で読むなら小学生~) |
登場人物 | がまくん、かえるくん |
スーホの白い馬
2~3月に扱われるロシアの民話をもとにしたお話です。
あらすじ(内容)
貧しいけれど、優しくて働き者のスーホという少年がいました。
おばあさんと二人暮らしです。
ある日、生まれたばかりの白い馬を拾ってきます。
兄弟のように大切に育てお互い信頼し合う仲になっていきました。
そんなある日、殿様が開催する競馬に出場し、優勝しました。
勝者には、殿様の娘と結婚させるという約束を簡単に破り
必死で抵抗するスーホから白馬を殿様は奪ってしまいます。
殿様のところにいるよりも
スーホのもとに戻ろうとした白馬の結末は?
お互いの絆の深さを読み取ることができるお話です。
スーホの白い馬についての詳しく知りたい方は、
こちらをお読みください。
スーホの白い馬の登場人物や出版社など
著者 | 大塚勇三再話 赤羽末吉画 |
出版社 | 福音館書店 |
出版年月日 | 1967年10月1日 |
ページ数 | 48ページ |
定価 | 1540円 |
対象年齢 | 読んであげるなら4才から 自分で読むなら小学低学年から |
登場人物 | スーホ おばあさん ひつじかいのなかまたち とのさま
白馬 |
ジオジオのかんむり
最後の読み物教材として登場しています。
あらすじ(内容)
動物の王様として君臨していた
ライオンのジオジオですが
年をとって
動物たちから避けられるのはつまらなくなり、
誰かとゆっくり話をしたくなりました。
でも、動物たちは怖がって寄ってきません。
そんな中、
卵を食べられてしまった灰色の鳥がジオジオに話しかけました。
卵を食べられないための提案をジオジオは灰色の鳥にして
見事、ヒナがかえりました。
目がほとんど見えなくなってしまったジオジオでしたが
鳥に囲まれ、一人ではない穏やかな日々を送ることができました。
ジオジオのかんむりについての詳しく知りたい方は、
こちらをお読みください。
ジオジオのかんむりの登場人物や出版社など
著者 | 岸田 衿子作 中谷千代子絵 |
出版社 | 福音館書店 |
出版年月日 | 1978年 |
ページ数 | 27×20cm 20ページ |
定価 | 1100円 |
対象年齢 | 読んであげるなら:3才から 自分で読むなら:少額低学年から |
登場人物 | ジオジオ 灰色の鳥 |
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