2024年の低学年(1・2年生)向け課題図書である、
どうやってできるの?チョコレート。
チョコレートについて写真を中心に紹介されています。
写真入りなのでとても分かりやすいです。
文章を読むのが苦手だったり、
物語を想像しながら読むのが苦手なお子さんに向いているかもしれません。
しかし、この、ほぼ写真の説明文をどのように感想文に書くかと言われると
なかなか難しいのではないかと思いました。
そんなどうやってできるの?チョコレートですが
あらすじや感想、見どころや感想文を書く時のコツなどを
考えてみました。
どうやってできるの?チョコレートの内容
身近なお菓子のチョコレートが
何から、どのようにして作られるのかを
写真入と言葉で説明しています。
カカオの木から実を取り、
カカオ豆として日本に送られます。
そして、カカオ豆がどのような工程をたどって
チョコレートになっていくかを知ることができます。
どうやってできるの?チョコレートの見どころと感想
チョコレートができるまでの工程が
一つずつ細かく写真入りで解説されているので分かりやすいです。
そして、本のページもちょっとした仕掛け絵本のようになっていて
めくる楽しさもありました。
カカオの実も実物大で表現されていて
意外な大きさにびっくりしました。
世の中には知らないことがたくさんあるんだなと思います。
この本をきっかけにして
シリーズのひさかたチャイルドの科学絵本を読んでみるのも
楽しいかもしれないですね。
最後、本を見ながら子どもと一緒にデザートを作ると
子どもたちも楽しいでしょうね。
どうやってできるの?チョコレートの読書感想文を書くポイント
正直、ポイントというほどまでのことではないと思うのですが
どうやってできるの?チョコレートをもとにして感想文を書くとすると…
本を読んで、初めて分かったこととか、興味をもったこと、
疑問に思ったことや、調べてみたいと思ったことを書いていくのが良いかなと思います。
普段、何気なく食べている他のものも
調べてみると何か発見があるかもしれません。
大豆は3年生の国語の教科書に出てきます。
それをもとにして、材料が変化することで我々に届くものを
調べる学習もあります。
少し早いですが、そんなふうに、
身近にある他のものはどうなっているのかな?と思って
調べたことを書いてもいいかもしれませんね。
または、
低学年の子どもたちには少し難しいかもしれませんが
フェアとレートのことをおうちの人が話してあげて
この本を読んでいておうちの人から聞いたのですが…と
フェアトレードに関する自分の考えなどを書くのも一つでしょう。
最後は、この本に紹介されているレシピを試してどうだったかとか
食べ物の大切さとかについてまとめていくと良いと思います。
どうやってできるの?チョコレートの出版社、対象年齢など
著者 | 田村孝介 立脇卓(写真)
ダンデライオン・チョコレート・ジャパン株式会社(監修・取材協力) |
出版社 | ひさかたチャイルド |
出版年月日 | 2023年1月19日 |
ページ数 | 32ページ |
定価 | 1430円 |
対象年齢 | 幼児~小学校低学年 |
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