PR

「わすれられないおくりもの」感想、名言!教科書にも掲載、簡単なあらすじも紹介

名作

小学校3年生、

教育出版の国語の教科書にも掲載されている

わすれられないおくりもの

以前三省堂が小学校の国語教科書を出していた時にも掲載されていた

わすれられないおくりもの

考えさせられる絵本だなと思います。

そんな絵本、

わすれられないおくりものの

魅力や名言もお伝えしていきます。

こんな生き方がしたい。考え方がしたいと思える一冊です。

ぜひ読んでみてください。

スポンサーリンク

「わすれられないおくりもの」の簡単なあらすじ

年をとっているアナグマは、

困っている友達を助けてあげるので頼りにされています。

そして、物知りでした。

もうすぐ自分の死ぬ時が近いことも知っていました。

でも、

体がなくなっても心が残ることを知っているアナグマは、

死ぬことを恐れてはいませんでした。

友だちを気にして、

トンネルの向こうに行っても悲しまないように伝えていました。

ある冬が近い日、その時がきました。

冬の間友達は、悲しみに包まれ、とほうにくれていました。

春になり、外に出られるようになるとみんなは行き来しはじめ、

アナグマの思い出を語り合うのでした。

そして、

一人一人がアナグマからもらった思い出を思い出していき、

あなぐまからもらった宝物で豊かな気持ちになっていくのでした。

「わすれられないおくりもの」名言

アナグマは、死ぬことをおそれてはいません。

死んで、からだがなくなっても、

心は残ることを、知っていたからです。

冒頭に出てくるのですが

からだがなくなっても、心が残る…忘れずに

私も、他人の心に残るような生き方をしたいと思います。

長いトンネルの むこうに行くよ さようなら アナグマより

アナグマがみんなに残した手紙です。

アナグマが死期を悟ったのかは分かりませんが、

家に帰り、手紙を書くところのゆったりとした空間から、

夢を見ている描写のところから穏やかなで、

そして、充分納得した人生だったことをうかがうことができます。

「わすれられないおくりもの」の簡単な感想

今の私の感想

話の内容は分かっているのに、

範読(教師が子どもたちにお手本として教科書を読むこと)するたびに

涙が出そうになるのを押さえなくてはならない作品でした。

アナグマのようにありたいという気持ちと

それができていない自分。

そして、亡くなっている父を思い出してしまいます。

アナグマのように死に対して恐れることなく

平常心でいられることが

それよりも、心を大切にして生きていることが

本当に素晴らしい。

そんな生き方をしたいと思っていても

いつも自分のことしか考えていない自分が情けないと思ってしまいます。

時間がたつにつれ

動物たちもアナグマからもらったたくさんの豊かさを思い出し

それぞれに協力しながら前向きに明るく生きていけるようになりました。

悲しみに対して、

やがてそれは薄れていきもらった思い出とともに

感謝しながら残された人たちは前を向いて生きていける。

そんな強さも私は感じました。

まさに、グリーフケアですね。

静かに流れるお話の中、

どの部分からも大切なことを教えてもらえる

大好きなお話です。

娘の感想と好きだったこと

アナグマが死んでしまうということが

悲しいということも感じていましたが、

それ以上に、

アナグマが他の動物たちに残した素敵な贈り物の

一つ一つにワクワクしていたようです。

アナグマが、

色々な動物たちに色々な種類の知恵を分けていたことが

本当に小さかった娘たちには心に残ったようです。

特に、モグラに教えてた手をつないだモグラの鎖の切り抜きは

自分たちでも真似して色々なものを切り、

繋がっていると喜んでいました。

絵本「わすれられないおくりもの」のデータ・対象年齢

著者 スーザン・バーレイ さく え  小川 仁央やく
出版年月日 1986年10月1日
出版社 評論社
判型・ページ数 26ページ
定価 1320円
対象年齢 6・7歳以上大人
登場人物 アナグマ モグラ ウサギのおくさん キツネ カエル

絵本「わすれられないおくりもの」読み終わった後に

アナグマってどんなあなぐま?

と聞いてみるといろいろ出てくると思います。

小さい子には難しいと思いますが

アナグマは、死んでしまった時幸せだったかな?不幸せだったかな?

どうしてそう思った?

なんて聞いてみてもいいかもしれません。

小学校3年生で掲載されている本は

こちらで紹介しています。

3年生国語教科書に掲載されている絵本おすすめ5冊を紹介
3年生の国語の教科書には 各社色々な絵本からの掲載があるので、 まだまだご紹介したいものがあります。 おいおい、付け加えていきたいと思います。 低学年の頃に比べ、 絵本とは言え、 長く、考えさせられるものも増えてきているようです。 学習して...

コメント

タイトルとURLをコピーしました