ワレワレはアマガエルは、
松橋利光さんによる美しい写真絵本です。
小学校低学年の児童が読書感想文を書くのにぴったりの課題図書です。
2025年の低学年の読書感想文の課題図書になっている
そんなワレワレはアマガエルのあらすじや感想
感想文を書く時のポイント(コツ)や
ワレワレはアマガエルの伝えたいことなどを紹介します。
ワレワレはアマガエルってどんな本?あらすじ紹介
ワレワレはアマガエルは、
アマガエルの生態を美しい写真とともに紹介する科学絵本です。
アマガエルの1年が紹介されています。
子どもたちが自然に興味をもち、
身近な生き物への理解を深めることができるないようだとおもいます。
松橋さんの写真は、
アマガエルの表情や動きを細かく捉えていて、
まるでカエルたちが語りかけてくるような感覚になります。
ワレワレはアマガエルの感想・おすすめポイント
写真とともに紹介する科学絵本ですが、
アマガエルの1年をストーリー仕立て書いてあり、
読んでも楽しめます。
また、写真がきれいです。
また、おたまじゃくしからカエルになるまでの変化も
きれいな写真で示されていて分かりやすかったです。
個人的には舌を虫に刺されて舌がはれているカエルは
初めて目にしたので面白かったです。
かなりぷっくりまん丸に腫れあがっていました。
あと、獲物を飲み込むために目玉を閉じているのは、
目をつぶると目玉が引っ込むのでその力を使って
えさを喉の奥へ押し込んでいるということも面白かったです。
ちょっとした豆知識が
かえるメモという欄に掲載されていて、
楽しく読みました。
ワレワレはアマガエルの伝えたいこと
ワレワレはアマガエルの伝えたいことは、
アマガエルの生態と自然の営みについてだと思います。
この絵本では、
アマガエルの体のしくみや産卵、
おたまじゃくしの成長、冬眠までの過程が、
アマガエルの視点で語られています。
子どもたちは、アマガエルによりそって
アマガエルの視点で自然を学ぶことができると思います。
また、写真を通じてアマガエルの表情や動きを細かく書かれているので
生き物の魅力や命の大切さを感じられるのではないでしょうか。
この絵本を読むことで、
子どもたちは身近な自然に興味をもち、
生き物との共存や環境への関心を深めるきっかけになると思います。
ワレワレはアマガエルの読書感想文を書くためのポイント
小学校低学年の児童が読書感想文を書く際の視点をいくつか紹介します。
ワレワレはアマガエルの感想文を書くコツ①本の内容を問い直す
「どんなところが面白かった?」
「アマガエルのどんな姿が印象に残った?」
「この本を読んで、どんな気持ちになった?」
「もし自分がアマガエルだったら?」
こうした質問を投げかけることで、
お子さんが自分考えを広げ、
自分の言葉で感想をまとめやすくなります。
さらに、アマガエルの生態について調べたり、
実際にカエルを観察してみることで、
より深い感想が書けるかもしれません。
また、お話の続きを考えても楽しく取り組めます。
ワレワレはアマガエルの感想文を書くコツ②自分の経験を書く
アマガエルに限らず、
自分が育てたこと観察したことがある生き物の話を書いてもいいですね。
その時の生き物に対するエピソードや思いなどを
具体的に書いていくといいでしょう。
または、絵本を読んだ後に近くの公園や田んぼでアマガエルを探し、
本の内容と目の前のアマガエルを比較して書いてもいいですね。
ワレワレはアマガエルの感想文を書くコツ③アマガエルに関しての疑問を広げる
例えば、
アマガエルはどんな環境で生きているの?
なぜ体の色が変わるの?
冬眠のしくみはどうなっているの?
といった疑問をもたせ、
調べ学習につなげ、知ったことを書くこともできますね。
その時は、この本を読んで○○はどうなんだろうと思って
調べてました。のように書くといいですね。
ワレワレはアマガエルの感想文を書くコツ④アマガエルの住みやすい環境を考えてみよう
絵本を読んだ後、アマガエルが暮らしやすい環境について話し合います。
「アマガエルが住む場所にはどんな特徴がある?」
「アマガエルが住みやすい環境とは? 」
「人間の活動がカエルにどんな影響を与える?」
「カエルのためにできることは?」
など、アマガエルのことを考えながら
最後は、生き物全般に対して環境につなげてまとめていくこともできそうです。
そんな会話を通して、自然を大切にしたいという意識をもてたら素敵ですね。
保護者ができるサポート
読書感想文を書くのが初めてのお子さんにとって、
文章をまとめるのは難しいこともあります。
保護者の方ができるサポートとして、
一緒に本を読みながら感想を話し合う
「どんなことを書きたい?」と問いかける
お子さんの言葉を大切にしながら、文章の組み立てを手伝う
などの方法があります。
無理に立派な文章を書かせるのではなく、
お子さん自身の気持ちを大切にしながら進めることがポイントです。
ワレワレはアマガエルの出版社、対象年齢など
著者 | 松橋利光文・写真 |
出版社 | アリス館 |
出版年月日 | 2024年3月29日 |
ページ数 | 56ページ |
定価 | 1870円 |
対象年齢 | 小学校低学年から(写真だけなら3歳くらいから) |
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