PR

パンどろぼうの人気の秘密を魅力や名言、伝えたいことなどから考察!あらすじも!

読み聞かせ

パンどろぼうの絵本は、子どもたちに人気の絵本だ

と言うことは知っていたのですが

どろぼうという言葉がついているので

読み聞かせには、あまりよくないかなと思って

読まずにいたのです。

実際に読んでみると、就学前の子たちにも

話の内容は、充分理解できるし楽しめる絵本で魅力的でした。

人気があるのは納得だと思いました。

パンどろぼうは、シリーズ化されていますが、

今回は、パンどろぼうシリーズ1冊目の「パンどろぼう」の

あらすじや人気の秘密について

パン泥棒の魅力や名言、伝えたいことなどから考察していきます。

スポンサーリンク

パンどろぼうのあらすじ

まちのパンやさんから、

パンがパンを持って逃げていきます。

逃げているのは、おいしいパンを求めて泥棒をし続けている

パンどろぼうです。

まちのパンやさんのしょくぱんは、

パンどろぼうのお気に入りです。

パンがパンをどろぼうするって

どういうことなんだろうと思いながら読み進めました。

ある日、

パンどろぼうは森の中で

「せかいいちおいしいパン」

とかんばんをかかげているパンやさんを見つけました。

すると、いつものように。お店に並んでいるパンにまぎれて

お店の中に侵入しました。

そして…

おめあてのパンまで移動していくと、

おめあてのパンをもって、

パン屋さんに気付かれないように

お店の外に出て行ってしまいました。

確かにパンだったら、紛れ込みやすいですよね。

さっそく、家に帰って

せかいいちおいしいパンを食べてみたのですが…

とってもまずかったのです。

そこで、パン屋さんに

パン泥棒の格好で文句を言いに行くのでした。

どのように、パンについて文句を言ったのでしょう。

この続きが気になる人は、

本を手にして読んでくださいね。

絵本が人気あることに納得できるお話でした!

パンどろぼうの正体は、ねずみ

表紙のパンどろぼうの絵が

なんともあっさりしているというか…

シュールであまり好きではなかったというのも

この本を手にしなかった理由の一つでもあるのですが、

読んだ後、再度パンどろぼうの表紙の絵を見ると

パンどろぼうの正体が分かる気がします。

パン泥棒の正体を予想できるチャンスは

初めて読み聞かせをする時、1回だけなので

読み聞かせをする時は、

この表紙や絵を見ながら

パンどろぼうの正体は何だろうと

聞きながら読み進めると楽しそうですね!

ヒントは動物!

ヒントをあげたら、

色々考えるのではないかなと思います。

話の中では、あっさり自分の正体がねずみだとばらすところが

なんとも間抜けなパンどろぼうだなと思いました。

でも、そこがどろぼう絵本という感じがしなくて

いいのかもしれません。

まあ、子どもって悪いものにあこがれるというのもありますけどね。

それにしても、本物そっくりのパンのかぶりものって

どんなものなのかしら?

パンどろぼうの魅力① たくさんの楽しいパン

パンどろぼうが、お店に入ったページには、

たくさんの楽しい動物パンや

素敵なパンが並べられています。

一つ一つパンの名前を知ることもできますし

どうぶつパンを見て、楽しむこともできます。

パンダパンやうさぎパン

見開きにたくさんカラーもはっきりしているパンが並べられています。

見るだけでもワクワクします。

また、ねずみがパンを作るところでも

色々なパンが描かれています。

パン好きにはたまらないです。

子ども相手に指差ししながら確かめたり

○○パンはどこ?などと聞きながら絵を楽しむこともできそうですね。

パンどろぼうの魅力② パン泥棒を探しながら読める。

パン泥棒をさがすページがあります。

こういうページって

子どもたちは、楽しんで探しますよね。

そのあと、

おめあてのパンにたどり着くまで

どんなふうにばれないように移動するか…

そこでも、

どこにパンどろぼうがいるかを

探しながら読み進めると楽しいです。

パンどろぼうの魅力③ テンポの良い展開

絵本の多くがそうですが

一文が短くてテンポがいいです。

そして、

まずいパンに対して、

自分が泥棒なのもわすれて

文句を言いに行ったり、

パン屋さんに諭されて自分でパンを作り始めたりと

展開がトントン進むのは、魅力的だなと感じました。

最後は、パンどろぼうだったねずみもおいしいパンが作れるようになるし

お店屋さんもおいしいパンを売ることができるし

そして、お店に買いに来る人たちもおいしいパンが買えるようになって、

みんなみんな幸せになってしまうという

こんなほっこりするお話、

子どもたちはだいsだいすきですよね!

おお!こんな展開なんだって私も楽しかったです。

パンどろぼうの伝えたいこと

パン泥棒の伝えたいこと① 正直に謝ることの大切さ

まずいパンを作ったパン屋のおじさんが、

先に、おいしくないパンを作ったことを謝りました。

そして、

盗みをしたパンどろぼうを叱るのではなく、

優しい顔で

パンどろぼうであるねずみにも盗んだことに対しての

謝罪を求めています。

頭ごなしに叱るのでないところに

パン屋さんの優しさを感じてしまいますが

だからこそ、ねずみも素直に謝れたのかもしれないですね。

その上で、パン屋さんは、

一緒にパンをつくることをねずみに提案するのです。

素敵ですよね。

これが結果として、WinWinの関係につながったのでしょうね。

パン屋さんナイス!と思いました。

パンどろぼうの伝えたいこと② 好きなことの大切さ

パン泥棒であるねずみは、

「おいしいぱんを自分が作ればいい」

とパン屋さんに言われ、一緒にパンを作り始めます。

おいしいパンが大好きだったねずみ。

たくさんのおいしいパンをたべてきたパンどろぼうは

それまでに食べたおいしいパンを思い出しながら

夢中でパンを作ります。

好きなものなら

夢中で打ち込むことができますよね。

そして、本当に自分が今まで食べた中で

一番おいしいパンを作り出したのです。

どろぼうではなくて、パン職人になったのです。

自分の好きを追求すると

将来につながる、生かせることにつながるかもしれない

そんなこともラストの場面から考えさせられます。

自分の好きは大切にしていいんだなと思いました。

(だからといって、どろぼうは良くないですけどね。)

パンどろぼうの名言・名場面

まずい

世界一おいしいパンを

嬉しそうに食べ始めたのに…

その時の、

顔といったら…

これは、ぜひ、絵本を手にして見てみてください。

おれは パンじゃない!

パンどろぼうだ!

自分で正体をばらしたところです。

泥棒していたのに

堂々とパンの仮面を外して

偉そうにしているねずみが笑えます。

そうだ。おいしいパンがたべたいなら、

きみも いっしょに パンを つくるのは どうだろう

この、パン屋のおじさんの一言から

パン泥棒の人生??が変わったのではないでしょうか。

そんな、人や言葉に

子どもたちも実際いつか出会えるといいなと

ねずみを羨ましく思いました。

パンどろぼうの登場人物や出版社など

著者 文 絵 柴田ケイコ
出版社 KADOKAWA
出版年月日 2020年4月16日
ページ数 32ページ
定価 1430円
対象年齢 3歳から
登場人物 ぱんどろぼう パンやのおじさん

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました