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ぼくのねこポーあらすじや感想文のコツ、魅力や伝えたいこと2025読書感想文課題図書

課題図書

ぼくのねこポーは、

2025年の低学年読書感想文の課題図書は、

比較的どれも感想文が書きやすいのではないかと思っています。

その中で、

ぼくのねこポーは子どもにとって

感想文が書きやすい作品ではないかと思っています。

心の葛藤や変化がていねいに書かれているので

主人公のぼくに同化しやすいと思います。

そんなぼくのねこポーのあらすじや魅力、伝えたいこと

そして、感想文を書くコツなどをお伝えします。

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ぼくのねこポーのあらすじ

ぼくのねこポーは、岩瀬成子さんが書き、

松成真理子さんが絵を担当した作品です。

主人公の「ぼく」は、ある日、

雨の降る中で一匹の猫を見つけます。

家に連れて帰り、「ポー」と名付けてかわいがりますが、

転校生の森くんが「いなくなった猫」を探していることを知りました。、

すぐに森くんに猫のことを伝えるのではなく

森くんを避け始めたぼく。

様々な心の葛藤が生じる中

ぼくが取った行動は…

ぼくのねこポーの魅力

ぼくのねこポーの魅力は、

ぼくの心の葛藤の様子が丁寧に描かれていることだとおもいます。

どの場面もぼくの心の変化や心配がちりばめられています。

森くんが猫の話をしたとき、主人公は

「どんなねこ?」とは聞かなかった。知りたくなかった……と心の中でつぶやきます。

この一文には、

「知ってしまったらポーを手放さなければならないかもしれない」

という恐れが込められています。

子どもが自分の気持ちを守るために、

あえて真実を避けようとする心理が

表現されていて、

この後どうなるのだろうと

ドキドキしながら読み進めていけます。

終盤、ぼくのねこポーを手放す覚悟をしたときの

ぼくの様子も本当に分かりやすく

子どもに寄り添って書かれています。

きっと子どもたちも

ぼくの気持ちを理解したり、

自分も同じような経験を思い出したりすることでしょう。

ぼくのねこポーの伝えたいこと

ぼくのねこポーの伝えたいこと①心の葛藤

「正しさ」と「気持ち」の間で揺れ動く子どもの葛藤だと思います。

主人公の「ぼく」は、雨の中で見つけた猫を「ポー」と名付けて大切にしますが、

転校生の森くんが「いなくなった猫」を探していることを知り、

心が揺れます。

自分の気持ちと相手の気持ちの間で揺れ動く様子が

とても丁寧に描かれいる作品です。

ポーを「ぼくの猫」としていっしょにいたい、

たいせつにしたいというぼくのきもちと

また、猫がいなくなって悲しんでいる、

心配している森くんの気持ちも理解しているぼく。

そして、

その猫がぼくのポーかもしれないという不安が入り混じり

ぼくはなやみます。

主人公の心の動きを通して

本当に大切なものとは何かを考えるきっかけになるのではないでしょうか。

ぼくのねこポーの伝えたいこと②正しい選択をすること

主人公は、ポーを手放したくない気持ちと向き合いながら、

最終的に森くんに真実を伝えます。

この決断は、子どもが成長する過程で経験する

「正しさと向き合う勇気」を表していると思います。

自分の気持ちを抑えて正しい選択をした

ぼくに同化しながら話が読めるとおもいます。

そして、その正しい選択の後きっとぼくはまた一つ成長したのでしょうね。

ぼくのねこポーの読書感想文を書くためのコツ

読書感想文を書く際に、

子どもが自分の気持ちをうまく表現できるようにするためのポイントを紹介します。

ぼくのねこポーの感想文を書くコツ①本を読んだ後に親子で話し合う

ポーは本当に森くんの猫だったのかな?

もし自分だったらどうする?

など、問いかけを通じて子どもの考えを引き出しましょう。

ぼくのねこポーの感想文を書くコツ②印象に残った場面を選ぶ

例えば、主人公がポーをなでながら涙を流す場面は、

物語の中でも特に感情が動くシーンです。

なぜこの場面が心に残ったのかを考えることで、

感想文の内容が深まります。

ぼくのねこポーの感想文を書くコツ③自分の経験と結びつける

自分もこんな気持ちになったことがある?

本当のこと、伝えたくなかったけれど伝えられたこと…

と問いかけることで、

子どもが物語を自分の生活と関連づけて考えられるようになります。

自分の経験を書く場合は、

その経験を具体的に書くことがおすすめです。

この本と関連付けて自分のことを具体的に書き、

(日記を書くような描写でいいです)

最後自分の経験を通して感じたことや

本(ぼく)との比較、

本からの気付き、学んだことを書けるといいですね。

おうちの人の体験なども伝えてあげると

思い出しやすいかもしれません。

ぼくのねこポーの登場人物や出版社、対象年齢など

著者 岩瀬成子作  松成真理子絵
出版社 PHP研究所
出版年月日 2024年3月15日
ページ数 80ページ
定価 1430円
対象年齢 小学校低学年から
登場人物 ぼく(谷川とおる) おかあさん おとうさん

森くん(森あつし)

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