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宮西達也の家族と生い立ち妻や子、父や母は?絵本が売れるまでの苦労話とは?

作家

300冊近くの絵本作品を出版し

「ティラノサウルス」シリーズは

国内外で累計1000万部を超えるほどの人気絵本作家の

宮西達也さん。

宮西達也さんの作品は

どの本にも優しさや思いやりがあふれていて

ほっこり、時にはウルウル涙を流してしまうものもあります。

宮西達也さんの絵本は

海外でも多く出版されています。

特に中国では、

中国の出版社とタグを組みオリジナル版も

中国で出版されているほどなのです。

そんな、宮西達也さんの家族について

妻や子ども、お父さんやお母さんなど、

プロフィールや生い立ち、

作家デビューしてからの苦労話などを紹介していきます。

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宮西達也wikiプロフィール

本名 宮西達也

(拓新太郎のペンネームで執筆作品もあります。)

生年月日 1956 年12月23日

出身地 静岡県駿東郡清水町

最終学歴 日本大学芸術学部美術学科卒

宮西達也の受賞歴

きょうはなんてうんがいいんだろう

講談社出版文化賞絵本賞 けんぶち絵本の里大賞

ふしぎなキャンディーやさん  2008年 日本絵本賞読者賞

おとうさんはウルトラマン

けんぶち絵本の里大賞・びばからす賞

帰ってきたおとうさんはウルトラマン

パパはウルトラセブン

シニガミさん

ちゅーちゅー

おまえうまそうだな

以上  けんぶち絵本の里大賞

たくさんの、賞を受賞されているのですね。

とくに、けんぶち絵本の里大賞にたくさんの本が

選ばれているのに驚きました。

剣淵町絵本の館で開催される

来館者の投票で決まるとか…

それだけ、宮西達也さんの作品が

一般の人に好かれているという証拠なのでしょうね。

宮西達也の生い立ち

幼少期はいたずらっ子だった宮西達也さん。

近所の野原や空き地、田んぼを走り回って

そこで、色々なことを感じたり経験したりしていきました。

自然豊かな中で育つと感性も広がりますよね。

自然に疑問をもったり、

生き物の命を考えたりしたのではないでしょうか。

そんな、幼少期の経験が

作品作りに影響していたり

ネタになったりしているのでしょうね。

誰にとっても、経験は宝ですね。

日大を卒業後は、人形美術や

広告会社でグラフィックデザイナーとして働いていました。

しかし、どうしても絵を描くという夢をあきらめられず

まだ小さい子がいた中、奥さんの理解と協力を得て

退社し、絵本作家への道を進むことになりました。

奥さんも、宮西達也さんの夢を理解していたからこそ

退社を承諾したのでしょう。

子どもが小さいのに、生活の心配とかなかったのかなと思います。

私だったら、きっと生活することを優先して

退社にOKを出せないだろうなとおもうと

奥さんの大きな愛を感じてしまいます。

宮西達也の絵本が売れるまで

作品が出版されてから後

売れるまで10年かかりました。

その間、貧しい生活を強いられました。

まだ、乳飲み子がいたのですから

病気だってかかるでしょうし

小さい子はお腹がすいていたら、我慢だってできません。

貧しい生活というので、

どんな生活をしていたのか調べてみました。

宮西達也さんご夫妻は、

お金を得るために

売れるもの…

着物や時計、家電などを質屋に持って行って

換金していました。

実家からは食べるものを送ってもらっていました。

電気やガスもとまったことがあるそうです。

子どもが小さくて、電機やガスが止まるって

どういう生活になってしまうのでしょう。

私だったら、不安でしかありません。

きっと、旦那さんにも当たり散らしているのではないかと思います。

そんな中、宮西達也さんは、昼や絵本の創作活動をし、

夜は、工事現場や工場でアルバイトをして

生活費を稼いでいました。

保育園は収入に合わせて保育料金が変わるので、

無料で預けていました。

今から、40年前くらいのお話ですから

バブル全盛期~終わりにかけての頃の話ですね。

そんな頃に、自分の夢を求めて

家庭もある中、ぎりぎりの生活をしている人がいたというのに

驚かされます。

今では、絵本だけではなく

童話や紙芝居、イラストやエッセイ、

小学校の生活科の教科書の挿絵や講演など

活躍の場を広げています。

宮西達也さんの家族①お母さん

宮西達也さんのお母さんは、たくさんの本を読み聞かせし、

なんと、

「三匹のこぶた」は、原書で読んでくれたそうです。

原書で読むって英語で読んだのでしょうか?

そのままお母さんが直接訳してくれたのでしょうか?

さて、その原書の話の内容が怖くて、

その時感じた

「ぶたはひどい!」

という思いが残っていたそうです。

宮西達也さんが作った「ぶたくんと100匹のおおかみ」は

まぬけだけど、愛らしいおおかみを描きました。

おおかみではなく、ぶたの方がひどいという

イメージが宮西達也さんにはあるのでしょうね。

宮西達也さんには

オオカミに対する思いがあるのでしょうか

不思議なキャンディ―屋さんにもオオカミが登場しますね。

宮西達也さんの家族②父親

宮西達也さんのお父さんは

旅行関係の仕事を熱海でしていました。

熱海と言えば

昔は社員旅行などで人気の場所。

仕事が好きだったお父さんは

仕事熱心で、帰宅は日付が変わる頃でした。

熱海の旅館が満室になってしまって

泊まれない外国人観光客などを家に連れてきて

客間に滞在させたことも多くあったそうです。

お母さんも、そんな外国の方をおもてなししていました。

宮西達也さんの家は、普通の家だったそうですが

まるで、ペンションや旅館のようですよね。

そうやって、外国の方が泊まりに来るので

宮西さんも幼少期から外国の方と接する機会も多く、

片言で話したこともあるようです。

お父さんも、特に英語ができたわけではないのですが

優しさなのか、仕事に対する意識の高さからなのか…

外国の方でも泊まれないのがかわいそうと思ったからか

ご招待していたのでしょうね。

お父さんの仕事に対する姿勢や

一生懸命、家庭のために頑張っているお父さんの姿を

見て、宮西さんは育ってきたのでしょうね。

幼少期のお父さんのイメージが、

宮西さんの描く作品に表れている気がします。

絵本作家の道を選んだものの、苦労した時期も

絵本作家という道から逃げなかったのには、

お父さんの仕事に対する熱意を受け継いでいたのかなと感じました。

そんなお父様も

74歳、すい臓がんで亡くなりました。

宮西達也さんは、お父さんの看病をしながら

「おまえうまそうだな」の続編を描いていたそうです。

宮西達也さんの家族③妻や子どもは?

宮西達也さんの子どもは4人います。

元妻との間に

二男二女をもうけています。

現在の年齢は、分からないのですが

一番上の子と下の子の年の差は8学年なので

近い間隔でお子さんが生まれていたことは確かです。

作家デビューしてから10年間は苦労されているので

お子さんも4人が生まれて小さい中

奥さんと協力しながら生活をしていたのではないかと

推測されます。

そんな大変な時期を乗り越えたお二人ですが

安定的な収入を得られるようになってから

離婚されています。

経済的な豊かさが

幸せを運ぶとも限らないのだなと

宮西達也さんのエピソードを知った時

考えさせられてしまいました。

宮西達也さんの名言

とにかくあきらめないでやってきたことでしょうね。

カッコ悪いとか、やっぱりこんなのやめたって思ったら、

そこで終わるしかないんですよ。

自分のことを信じるしかない。

最後は自分の思いを形にできるのは

自分しかないわけですから。

自分を信じて

やりたいこと、

思いを形にするのは

やっぱり自分しかいないんだなと

改めて感じさせられました。

あきらめなければ、そこで終わり。

その先は見ることができないと再確認しました。

実際に行動してきた宮西さんだから

語れる言葉だな思いました。

それだけ自分の夢を実現させたいという

強い思いも必要ですよね。

その強い思いを持ち続けられるかということも

大事なことだし、簡単なことではないなと思います。

まとめ

絵本作家になってからの宮西達也さんは

苦労人だったんだということが分かりました。

しかし、自分の表現したいこと

やりたいことに正直な強い意志をもった方だったということも分かり

絵本の中に強いメッセージ性があるのは

そんな生き方が反映されているからなのかと思いました。

宮西達也さんの絵本は

子ども向けというより

おとなに向けて書かれているものが多いです。

だから、大人にも刺さる絵本が多いのですよね。

大人向けではありますが

子どもにもわかる言葉でかいているので

結果として子どもたちも好き。

親子で楽しめる絵本なので

ぜひ、宮西達也さんの作品を手にしてみてほしいなと思います。

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